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Lamborghini

サステナビリティ

Automobili Lamborghiniとサステナビリティ

世界と環境を保全することは、Lamborghiniが産業企業として活動する上で重要な要素です。ESG(Environment(環境)、Social(社会)、Governance(ガバナンス))とは、「環境への影響」、「社会への影響」、そしてより社内的な「企業の統治構造」の3つの要素でサステナビリティを考えるというもので、当社は具体的な事業戦略として推進しています。Lamborghiniは、事業を展開する世界に対して責任ある行動をとることで価値を創造し、経済・社会の持続的発展に貢献することを目的としています。

持続可能な開発目標(SDGs)への取り組み

2020年、Lamborghiniは国連創設75周年を記念して、17のSDGs(持続可能な開発目標)のうち14の目標を受け入れ、これらを指針として持続可能な開発目標を支持する取り組みを続けています。また、2021年には、環境サステナビリティの方向性で実施される活動、取り組み、プロジェクトをよりよく調整・管理するために、社内の部門間ユニットとしてサステナビリティ・プロジェクトチームが創設されました。

「ディレツィオーネ・コル・タウリ」、さらに一歩先へ

Automobili Lamborghiniは当社史上最大規模の投資に支えられ、新たに野心的な目標を掲げて脱炭素化に向けた道を進み続けます。

「ディレツィオーネ・コル・タウリ」戦略は、モデルシリーズの電動化と生産拠点の脱炭素化を伴うもので、排出量削減に対する公約をバリューチェーン全体にまで拡大しました。新たに設定された目標は、2030年までにバリューチェーン全体で自動車1台あたりのCO2排出量を40%削減(2021年比)することで、これは当社の歴史に大きく刻まれるでしょう。この戦略では企業全体、生産からサプライチェーン、物流、製品の使用段階に至るまで製品のライフサイクル全体を対象に、目標達成に向けて全社を挙げて取り組みます。

「ディレツィオーネ・コル・タウリ」プログラムは、2050年までにAutomobili Lamborghiniがカーボンニュートラルを完全に達成する過程において、イノベーションと持続可能な発展の模範としての役割を果たし、未来の世代への約束を果たすものです。
 

「ディレツィオーネ・コル・タウリ」、さらに一歩先へ

環境持続可能性に関する声明

この環境宣言には、Automobili Lamborghiniの工場の環境管理システムに関するデータと情報が含まれており、EMAS(Eco-Management and Audit Scheme)規則の規定に準拠するものです。EMASは、環境保全における企業の役割と責任を強調することを優先的な目的としてEU理事会で採択された制度で、当社が実施する環境プロジェクトの概要も記載されています。

国連2030アジェンダ

Lamborghiniは、国連の2030アジェンダに盛り込まれている持続可能な開発目標を支持しています。

SDGsをさらなる重要な指針として、事業を展開する地域に対して責任ある行動をとり、価値を創造していくことを目指しています。

2022

Lamborghini「グリーンスター2022」を受賞 - 2年連続の受賞

となり、イタリアで最も持続可能な企業のひとつにランクされました。この賞は、ドイツ品質・金融研究所(ITQF)とハンブルグの経営・経済研究所(IMWF)が毎年授与しているもので、グリーン成長戦略に最も力を入れている企業が選ばれています。

2021

新しいグリーン物流プロジェクト。

欧州の大手貨物鉄道会社であるÖBB Rail Cargo Groupと契約を結び、「URUS」の車体はドイツのツヴィッカウからサンタアガタ・ボロニェーゼまで、CO2排出量を85%削減した、よりサステナブルなルートで輸送されています。

Lamborghiniは「グリーンスター2021」を受賞し

イタリアで最も持続可能な企業のひとつにランクされました。

2020

複合材料のリサイクル

Automobili Lamborghiniはその研究開発を通じて、カーボンファイバー廃棄物の再利用・再生に取り組んでいます。 2020年以降、他の用途に使用できない約27トンのスクラップを回収し、その後再生しています。また、再生する代わりに、新たに技術者やエンジニアを育成するための教育目的で再利用する専門機関に寄贈されることもあります。

The Cartiera Project

カルティエラ(Cartiera)研究所とのコラボレーションによる、ランボルギーニレザーのリサイクル・リユースプロジェクトの下、車室内装飾工程で廃棄される革を選別し、高品質な革製品に再加工しています

2019

Aクラス「URUS」ペイントショップ

この施設は縦に伸びる特徴を活かして、土地の使用量を30%削減しました。使用する塗料の95%は水性です。復水回収プロジェクトでは、工業用水使用量の最大15%を回収しています。従来装置に比べて、電力消費量を25%削減しました。

サプライヤーにも求められる持続可能性

Lamborghiniは、ビジネスパートナーの持続可能な取り組みを評価するために、サプライヤーに対してグローバルな評価プログラムを導入しています。

2018

CO2ニュートラル認証の維持

「URUS」プロジェクトの立ち上げにより、生産拠点が8万平方メートルから16万平方メートルに倍増したにもかかわらず、新施設はエミリア・ロマーニャ州のエネルギー分類に基づいて、すべてAクラスに認定され、サンタガタ・ボロニェーゼの生産拠点でCO2ニュートラルを実現しました。

リサイクル可能な梱包

自動車部品調達における再利用パッケージの導入。

2017

Torre 1963 - 新オフィスビルを開設。

建築物に関する世界最高水準のエネルギー・環境認証規格「LEEDプラチナ認証」で、イタリア国内最高得点を獲得しました。イタリア国内の生産拠点にあるオフィスビルとして初めてこの認証を取得しました。

Creation of the Energy Hub

北区画と南区画の両方にさまざまな種類のエネルギーやサービスを供給するための集中エネルギー拠点です。

2016

ミツバチによる環境バイオモニタリングステーション

養蜂場全体では13個の巣箱を用意し、総個体数は約60万匹、そのうち12万匹が飛翔しています。このプロジェクトは、サンタアガタ・ボロニェーゼの生産工場と居住地域を取り巻く環境の汚染を抑制するために計画されたものです。

2015

新しいトリジェネレーションシステムと地域熱供給(地域冷暖房)システム。

工場全体の「CO2ニュートラル」認証取得を支援するプロジェクト。Automobili Lamborghiniは、イタリアの自動車メーカーとして初めて地域熱供給プラントを導入し、年間250万kWの熱エネルギーを供給し、年間約1,640トンのCO2排出量を削減しています。

2012

イタリア環境省との「カーボンフットプリント」協定

CFKセンター工場におけるカーボンフットプリントとCO2排出量の算定方法を定義。この協力関係により、Automobili Lamborghiniは複合材料製造現場において、デット・ノルスケ・ベリタス(DNV)から世界で初めてISO 14064の認証を取得することに成功しました。

イタリアで初となるエネルギークラス«A»の産業施設

試作車とプレシリーズ生産車の開発専用施設の開設に伴い、新しい施設はすべてエネルギークラス「A」でなければならないという厳しい基準を設けました。

2011

「ランボルギーニパーク」の開設。

この取り組みは、自治体とボローニャ、ボルツァーノ、ミュンヘンの各大学の協力により実現しました。パークには約90トンの炭素量が蓄積され、これは合計330トンのCO2吸収量に相当します。このプロジェクトでは、約7ヘクタールの土地に1万本の樫の若木が植樹されました。

ランボルギーニパーク内の「生物多様性エリア」

これは、複数のエリアで構成された教育・普及を目的とした緑地エリアです。樹木や低木の種類を実際に確認しながら育成することを意図した、一種の植物園です。

2010

統合型太陽光発電システム

敷地面積約1万5000平方メートル、設備容量2.2 MWpで、年間平均250万kWhを発電し、この地域の産業界では最大規模のシステムです。 このプラントは全体で年間2,000トンのCO2排出量削減を実現しています。

2009

EMAS環境認証を取得

EMASとは、環境保全における企業の責任を強調する目的でEU理事会により採択された欧州環境管理監査制度です。Lamborghiniが環境マネジメントの国際基準を満たし、ISO 14001の認証を取得したわずか数カ月後に、イタリアの自動車メーカーとして初めてこの認証を取得しました。

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