アウトモービリ・ランボルギーニはスーパー・スポーツカーの未来を強く確信しています。これらの価値を守り、サード・ミレニアムへと押し進める、そのためには新たなコンセプト、革新的なソリューション、電化パワートレインの採用が求められます。Lamborghini Terzo Millennio(ランボルギーニ・テルツォ・ミッレニオ)は一台のコンセプト・カーを通して、アウトモービリ・ランボルギーニのビジョンを明示します。究極のデザイン、究極のアーキテクチャ、そして革新的なエレクトリック・パワートレインで、感動を呼び起こす極限のドライビング体験をお届けすることを目指します。Terzo Millennio(テルツォ・ミッレニオ)開発の4つの柱はエネルギー、革新素材、パワートレイン&車両アーキテクチャ、サウンド&エモーションです。最初の2つの柱は、MIT(マサチューセッツ工科大学)化学学部のMircea Dinca 教授率いる「Dinca Research Lab」と機械工学学部のAnastasios John Hart 教授率いる「Mechanosynthesis Group」の2つの研究室と共同で考案されました。
Forged Composites®(フォージド・コンポジット)は最先端のコンポジット素材です。世界各地で30年以上にわたる研究が重ねられてきた中、そのひとつのゴールとしてランボルギーニはForged Composites®(フォージド・コンポジット)を登場させました。それはコンポジット素材の技術革新に大きな弾みを与え、これまでに到達したことのないレベルへと高めるものです。
カーボンファイバーはその極めて優れた比強度で世界的にすでに良く知られた素材です。ランボルギーニは様々なプロジェクトの仕様に合わせた革新的技術をコンスタントに開発し続けることで、この素材の研究開発で大きな飛躍を遂げてきました。